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落語っちゃあ、楽語

図書館でふと見かけた一冊。

古典楽語100席
選・監修 立川志の輔   編集 PHP研究所

最近、爆笑問題の本を読んだものだから、興味本位で借りてみた。
落語には昔から興味はあったのだが、聴いたことも読んだこともない。タイトルくらいは聞いた事のある噺がチラホラあるが、実のところその内容までは知らないものが多い。

本書もまぁ触りだけと言うか、短く要点に区切ってあるのだが、それでも話の筋が分かるし、あまり長い文を読むと疲れる俺にとっても優しい本だ。

有名な噺では、「饅頭怖い」「明け烏」「木乃伊取り」「品川心中」「御慶」「二番煎じ」。
あとドラマのタイガー&ドラゴンでも使われた「三枚起請」等など。

なかでも俺が気に入ったのは「お化け長屋」の噺。

まぁ実際聴いてみないと話の良さは分からないのだろうが、この本を読んで感じたのは落ちが弱いというか軽いところ。しかし、何と言うか独特の軽妙さが感じられる。これを演技するとこを観れたらさぞかし面白いだろうと、寄席に興味が沸いてくる。

なぜ先の噺を気に入ったのかというところに話を戻すが、この話は「心霊」の類が広まった理由に最も近いという気がする。何かと話題のスピリチュアルとかね。

人ってのは、自分の眼で見たものは意外と簡単に信じてしまう。もともと信心深い者でなかろうと。そして恐れを抱くものに対し、それが非現実的なものであったとしてもまた、現実感を抱いてしまうわけだ。

「幽霊」だのって類をまったく信じちゃいないわけじゃあない。が、俺の考えだとこの長い間に認識されているにも拘らず解明されないなんてこたぁ無いだろうと。

もしも霊がいるならば、ひょうきんな幽霊が生前の心残りと称してテレビに出演し、落語や漫才を披露するなんてこともあって不思議じゃないわけだ。イタコを呼んで漫才やらせて出来るかつったら出来ねぇだろうし。

だがしかし。霊をまったく否定すれば愉しみが無いのもまた事実。落語にも漫談にも、霊の話は数多ある。怖い話にゃかかせないが、笑い話にも欠かせない。まぁ最近のスピリチュアル的ごたごたも、あんなもん俺にいわせりゃ妄信するほうが馬鹿だろってな笑い話である。

もちろん、騙す方が悪い。だが騙される方も心根にゃあ、ああいった心霊カウンセリングや占いなんてのも落語と同じく嗜むものだってことを覚えとくと良い。

まぁ、あえて違いを言うならば、サゲ(落ち)もなければ笑いも無い。バレたら本人あとが無い、と。

おあとがよろしいようで。
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